舌質

舌質中医学では、舌本体のことを「舌質」と呼びます。正常な舌質はピンク色をしていますが、赤血球が少なくなると色が薄く、脱水などで水分が少なくなると赤みが強まり、血液循環不良の状態では赤黒い色となります。

舌の形も判断材料の1つです。体液の流れが停滞してむくんでくると、舌も肥大して縁に歯形が見られるようになります。舌に溝ができているときは、血液が薄い、血流が滞っているなどの症状が考えられます。また、鉄欠乏性貧血のときには、舌がのっぺりと平板な状態に見えます。

肝機能障害や高血圧になると、舌の下を走る静脈に肥大や蛇行といった症状が現れます。このように舌質を見るだけで、さまざまな全身の状態がわかるのです。

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