必要に応じて血液検査も点滴も、全身を考えた治療を行います

お口の中だけでなく、患者さまの全身の状態を総合的に考えて、患者さまが安心できる治療を行っています。

全身を考えた治療

歯科医師が治療するのはお口の中です。しかし、口も体を構成する重要なパーツの1つ。本当の意味で患者さまの身になった治療を行うためには、お口の中だけでなく、全身のことまで総合的に考えなければなりません。

たとえば、心臓病などの循環器疾患がある患者さまの場合、歯科治療がストレスとなって発作を誘発してしまうことがあります。また、歯周病は口腔内の病気ですが、患部から細菌が血管内に侵入し、脳卒中や腎臓病などの全身疾患の原因となることもあります。

つまり、安全な歯科治療を行うためには、全身の状態まで考えることが必須となるのです。

血液検査と点滴

全身を考えた治療当院では、患者さまの全身の状態を考えた治療を行っています。全身疾患の持病をお持ちの患者さまには、場合によっては血圧・脈拍・呼吸などのモニタリングをしながら治療を行うこともあります。事前に万全の準備を整えて治療にあたることで、万が一の際にも素早く対応できる安全性を確保しています。

また抗血栓療法を行っている患者さまは、食事などほんの少しの外的要因で変化します。治療時の正確なデータを得るために抜歯直前に血液検査、PT-INRを行い、数秒後には結果がわかるため、体に大きな負担を伴う治療には点滴をし、静脈鎮静を行う場合もあります。

全身を考えた治療を行うためには、歯科医師はもちろんのこと、歯科助手や歯科衛生士にも看護分野の知識が必要です。当院ではそのためのスタッフ教育にも力を入れ、万全の体制で患者さまをお迎えするようにしています。

口腔がんの発見

近年では、口腔内のガンを気にされる患者さまも増えてきました。当院では、細胞診や色素を使ったルゴール検査を行い、口腔内の腫瘍やガンの早期発見にも努めています。

一般的な歯科医師が口腔がんの症例を早期発見するのは、生涯に3~4例だと言われています。当院では、昨年1年間で3例の口腔がんを早期に発見し、関連施設により適切な処置が行えました。これも本当の意味での患者さまの身になった治療を行っている成果だと受け止めております。

どうぞ安心して歯科治療に臨んでください。

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