第3の歯科疾患 Tooth Wearについて
最近耳にするようになった「Tooth Wear」とは歯の咬耗、摩耗、酸蝕に代表され、虫歯、歯槽膿漏に次ぐ第3の歯科疾患として注目されています。
虫歯が歯槽膿漏のように発生機序や治療法が確立されておらず、加齢に伴って発言率が高くなる事から予防が大切です。
◆歯の酸蝕とは?◆
健康にいいとされる酸を含む飲食物を取り続けることによって、酸がエナメル質を弱体化させ、歯を薄く弱くし、白さを失ってしまった歯のことです。
最近耳にするようになった「Tooth Wear」とは歯の咬耗、摩耗、酸蝕に代表され、虫歯、歯槽膿漏に次ぐ第3の歯科疾患として注目されています。
虫歯が歯槽膿漏のように発生機序や治療法が確立されておらず、加齢に伴って発言率が高くなる事から予防が大切です。
◆歯の酸蝕とは?◆
健康にいいとされる酸を含む飲食物を取り続けることによって、酸がエナメル質を弱体化させ、歯を薄く弱くし、白さを失ってしまった歯のことです。
歯を失う原因のほとんどは「むし歯」と「歯周病」です。
これを年代別にみると、10代から30代までは「むし歯」の比率が高く、30代以降では 「歯周病」が急激に増加します。そして、40歳頃を境にこの比率が逆転します。このため、毎日使う歯ブラシも「むし歯予防」と「歯周病予防」を年齢と合わ せて上手に替えていくことが大切です。
あなたにぴったりの歯ブラシは見つかりましたか?
歯の大きさだけ歯並びだけでなく、舌の大きさ、唇の口唇圧、歯ぐきの長さによって、歯ブラシを使い分けて選びます。当院での定期チェックの際にご相談下さい。
お子さんの歯のためにお母さんにしてほしいことは、ただ単に歯を磨いて汚れをとってあげることではありません。大切なのは、歯の汚れを取り除ける能力をお子さん自身が身につけられるよう、成長段階に応じて手助けしてあげることだと思います。
3 歳を過ぎると、お子さんは歯を磨く理由がわかるようになります。しかし、言われていやいや磨いたり、磨いてもらったりしている、というお子さんも多いので はないでしょうか。それでは、自発的に歯を磨く習慣はなかなか身につきません。そこでぜひやってみてほしいことがあります。
用意するのは、4分の1ほど水を入れた透明のコップと歯ブラシ。コップの水で歯ブラシを洗いながら、お子さんの歯を磨いてあげてください。すると、水はどんどん汚れて濁ってきます。
そこで、「ほら、見て。お口の中が汚れているから、お水がこんなになっちゃうの。お口の中にはむし歯のバイキンがこんなにいるのよ」と教えてあげてください。
お子さんはきっとびっくりして、「こんなにきたないバイキンが口の中にいるのはいやだ。退治するためにがんばって歯磨きしよう!」と、自らすすんで歯磨きをするようになるでしょう。
お子さんが大人になっても健康な歯で要られるよう、自発的なハミガキ習慣をみにつけさせてあげてください。
参考文献:小児歯科日誌
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医療法人内藤会 ないとう歯科クリニック
http://www.naito-dc.com/
院長 髙橋 夏輝