ないとう歯科クリニックで学んだことについて
加古川の歯医者、ないとう歯科クリニック、スタッフです。
私は、今年の4月から就職し現在勉強中の新人歯科衛生士です。
今日はないとう歯科クリニックで就職し、学んだことについて紹介します。
かぶせ物が外れてしまった患者さんです。
学校を卒業したばかりの頃の私だと、外れた原因として・かぶせ物の下で虫歯になっている・セメントの接着力などしか考えられませんでした。
しかし、他にも原因として・残っている歯の高さが低い・歯肉よりも下にしか歯が残っていない、などのことも原因の一つとして考えられることを学びました。
歯肉よりも下にしか歯が残っていない場合、どうすればかぶせ物が外れにくくなるのか?この場合、歯冠長延長術を行います。歯肉を切って、歯肉よりも上に歯が残るよう高さを出す方法です。
ただ、高さを出すために歯肉を切って処置するのではありません。
まず、歯、骨、歯肉は決まった位置関係にあります。
これを、生物学的幅径といいます。例えば、歯肉より2ミリ下にしか歯が残ってない場合です。歯を支えている骨も2ミリ削合することで、生物学的幅径を獲得させます。
こういった処置、方法があることをないとう歯科クリニックで学びました。今後も、様々なことを学び経験に繋げていきます。