舌圧測定
こんにちは。加古川の歯医者、ないとう歯科クリニックのスタッフです。
今回は、舌圧についてお話します。
舌圧とは、舌と口蓋の間で食べ物を押し潰す際にかかる力をいいます。
舌圧が低下してしまうと
①小児
食事の時間が長くなったり、食べる・飲み込む・話す・口呼吸などの機能の発達障害の原因になります。
②高齢者
食事中によくむせる、以前はむせなかったのに時々むせるようになった、食べ物が喉につかえる感じがする、飲み込めない、低栄養、誤嚥性肺炎、寝たきりの原因になります。
摂食・嚥下機能は舌の運動機能と深く関係しています。
舌圧が低い人は、食事の際にむせるなどして食べ物をうまく摂食できず、結果として体内に栄養を十分に取り入れるとこができないため、低栄養に陥る危険性が考えられます。
舌圧の低下を予防するためには、全身の筋力強化と同様に舌に対するリハビリテーション訓練が必要です。
舌圧を測るために舌圧測定器があります。舌圧測定器とは、舌の運動機能を最大舌圧として測定する機器です。5分ほどで終わる簡単な検査です。舌圧が平均値より低かったとしても心配いりません。舌圧を鍛えるトレーニング、リハビリテーション訓練を歯医者でもお伝えしています。
舌圧検査はないとう歯科クリニックでも行っていますので、お気軽にご相談ください。