コロナ禍で影響する身体の異変
加古川でインプラント、歯周外科を専門としています院長の内藤です。
先日、私の元に市の公民会活動として、「学術的な講演をWEBでお話をしてほしい」との連絡をいただきました。
担当の方とお話をする中で、60歳以上の対象者に身体的なアンケートを行い、「メインテナンスをしておくべきだった身体の部位は?」との質問に、第1位「歯」、第2位「目」、第3位「腰・骨」との回答結果であったとの事でした。
さらにコロナ禍において、「人とほとんど話さない日が週に1日以上ある」の設問で約4割の方が回答し、これと並んで「硬いものがあまり食べられなくなった」との設問でも、約4割の方に回答があったとの事でした。
担当の方とお話を進めていく間に、やはりこのコロナ期に高齢者のみならず、中高年の方も外出が減り、地域活動ができなくなる方も多く、「社会的孤立」が進んだ影響も否定できないのではとの事でした。
そこで今回は、私からインプラントや歯の移植のお話ではなく、年齢や老化の原因と思われがちな口のトラブルから、やがて口の機能低下が進み、摂食機能障害へと移行する流れについて、お話を進めさせていただく事になりました。
次回は、口の機能低下に早く気づき、適切な対応を各人がとることで、全身の健康状態の維持、改善につながる話の要点を掲載させていただく予定です。