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2014年6月12日

風邪で熱がでた後や、体に疲れが溜まった時などに、唇にチクチク、ピリピリとした違和感・痒みをともなった小水疱が表れることがあります。これが俗に「熱の華」と呼ばれる口唇ヘルペスです。


口唇ヘルペスは、単純ヘルペスウイルスが原因で起こります。

単純ヘルペスウイルスは、感染力が強く、直接的な接触のほかにウイルスがついたタオルやグラスな どを介しても感染します。単純ヘルペスウイルスの特徴は、最初に感染(初感染)してその人に免疫ができても、機会があれば再感染や再発を繰り返すというこ とです。


大人にみられる口唇ヘルペスのほとんどが再発型で、一般に年に1~2回、多い人では数カ月に1回、精神的・肉体的ストレスにより体力や抵抗力が落ちている時 に再発がみられます。日常生活では、紫外線や激しいスポーツが誘引となるほか、徹夜で仕事をした時にもしばしば再発がみられます。


単純ヘルペスウイルスは、一度感染するとその後神経節と呼ばれる場所に潜んでいます。免疫力の低下などが誘引となり、ウイルスが再び増殖をして暴れだすこと で皮膚に症状が表れます。治療は、この暴れているウイルスの増殖を抑制する抗ウイルス薬が使われます。一般に症状の軽い場合は、軟膏などの外用抗ウイルス 薬で治療を行ないます。違和感や熱感、腫れの強いものには早期に内服の抗ウイルス薬による治療を開始することで、1~2週間で口唇ヘルペスは治っていきま す。


症状が出ている時期は、患部に大量のウイルスが存在するので、人との接触によって感染することがあり注意が必要です。特に、新生児やウイルスに対する抗体をもっていない家族やパートナー、アトピー性皮膚炎の人、病気などで免疫機能が低下している人では感染を起こすと重症化しやすいので、くれぐれも気をつけましょう。直後の接触以外に、食器やタオルからも感染するので共用は避けてください。

自分自身でも幹部に触れた手であちこち触ると症状が広がります。眼をこするとヘルペス性の結膜炎や角膜炎を生じることがありますので、よく手を洗って眼をこすらないようにしてください。

口唇ヘルペスが疑われたら、まず早めに歯科口腔外科か皮膚科を受診し、治療に取り掛かることが大切です。早期発見、早期治療が大切です。

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医療法人内藤会 ないとう歯科クリニック 理事長/院長 内藤 勲

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