«  2020年1月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31

« どうして歯周病になるの? | メイン | おいしくかむためには何本の歯が必要ですか »

2014年6月27日

140627.jpg歯痛および顎関節症と誤診しやすい病気があります。十分な診断ができないと解決できない事もありますので、痛みや症状がとれない場合は専門医を受診しましょう!

最近当院で診断治療に苦慮した症例をご紹介いたします。

患者様は60才、女性
「口を大きく開けたり閉じたりすると耳のあたりが痛い」「食事をすると耳の後ろが痛む」「味の濃いものを噛みつぶすと痛い」といった具合です。

これまでに耳鼻科では異常なしと診断され、脳外科的にもCTにて問題なしと診断されていました。最近では、痛み止めを飲んでもあまり効果はなく、何もしてない時は痛みがない時もあるが、時に「ピリッ」と数十秒間激痛が走るとの事でした。

おそらく一般の歯科医は顎関節症と診断すると思います。しかし、これは神経痛の一種で舌咽神経痛という疾患なのです。

診 断の決め手となったのは、1)舌咽神経の支配領域に症状がある事、2)味刺激で舌の支配神経を刺激することで痛みが誘発される事、3)舌の奥のほうに表面 麻酔をおいて、口を開閉させる検査をすると症状が出ない事、4)痛みが激痛で数秒間続く事から舌咽神経痛と診断されたわけです。

患者様は数ヶ月間食事を採るのが怖くて悩み続けていましたが、治療後は三叉神経痛に準じた投薬を服用するだけで、日常生活に全く問題がなく、症状は軽快されている状態です。

どうぞお大事にして下さい。

Categories

Powered by
本サイトにて表現されるものすべての著作権は、当クリニックが保有もしくは管理しております。本サイトに接続した方は、著作権法で定める非営利目的で使用する場合に限り、当クリニックの著作権表示を付すことを条件に、これを複製することができます。
医療法人内藤会 ないとう歯科クリニック 理事長/院長 内藤 勲

医療法人内藤会 ないとう歯科クリニック
http://www.naito-dc.com/
理事長/院長 内藤 勲

院長メッセージ