嚥下について
こんにちは。ないとう歯科クリニックのスタッフです。
今日は嚥下についてお話しします。
食べ物や飲み物を飲み込む事を医療用語で「嚥下」といいます。
この機能が低下すると食べる事が自由にできなくなります。嚥下は生きて行くのに重要な
機能の一つです。
病気などとは関係なく、歳を取ると嚥下機能は確実に低下します。
なぜなら老化によって喉の機能が弱くなるからです。
嚥下が低下すると、食道に送られるべき食べ物や唾液が気管や肺に入りこんで「誤嚥性肺
炎」を起こしたりする可能性があります。また、食事量が減れば筋肉量も減り、体の機能
が低下する「サルコペニア」や、脳の機能や思考力が低下する「認知症」の原因になるこ
ともあります。
今、お困りな事はございませんか?
頬を噛みやすい、食事中にむせる、喉が詰まった感じがする、など感じる事はありません
か?
老化で嚥下障害が悪化するとそこから改善させる事は困難になります。何故なら、栄養不
足によって体力や理解力が急激に衰えるため、難しい訓練が不可能になるからです。
老化による嚥下機能低下は誰でも起こります。
今の元気なうちから対処していきましょう。
気になる事がありましたらお気軽にお尋ねください。